鳰の海に(におのうみに)

鳰は、かつて琵琶湖に多く住んでいたカイツブリのことで、琵琶湖のことを古くは「鳰の海」と呼んでいました。琵琶湖の雄大さ、青く澄んだ湖、大自然の造形美を、尺八と十七絃の二重奏で三つの章にまとめたものです。日本的な旋律の中に哀愁と懐かしさを表現した作品です。 
(2000年作曲)(尺八1、箏1)