郷愁(きょうしゅう)

故郷へのおもいを三楽章にまとめた尺八五重奏曲である。
第一楽章では、故郷の山々で遊んだ思い出を、第二楽章は、ふるさとを離れた孤独をあらわし、各パートの独奏から始まるため、各演奏者の個性が発揮されるところである。第三楽章では、和声の美しさを聞かせる。 
(1980年作曲)(尺八5)