夏雲奇峰(かうんきほう)

「春水四澤ニ満チ 夏雲奇峰多シ 秋月明輝ヲ掲ゲ 冬嶺孤松ヲ秀ル」
この題名は、東晋の詩人、陶淵明が四季を詠った詩の夏の句からの出典です。
夏は入道雲が現われて、空に珍しい形の雲を描く。
その雲の奇妙さや雄大さ、そして雲の流れを3本の長管尺八を主に尺八の五重奏でまとめてみたものである。 
(尺八5)