竹の響き ~伝統から創造~

今日に至る尺八音楽が後世へと受け継がれてゆく過程の中で、
その時を担った作曲者や音楽家たちが、尺八の特徴を駆使した創作した作品に焦点を絞り、尺八の長短管によるアンサンブルや、津軽三味線とのセッション、コンピュータとの対峙により、気迫溢れる演奏と舞台を企画いたしました。

日時 平成19年6月9(土) 開演 午後6時00分
会場 【名古屋市】守山文化小劇場
出演 神谷茂良、水野みか子、岡野憲右
野村峰山と都山流尺八峰山会
入場料 前売2,500円(当日3,000円)
主催 都山流尺八峰山会、名古屋市文化振興事業団

プログラム

(1)都山流尺八本曲「岩清水」
都山流尺八楽を創始した流祖中尾都山の密曲
(2)三本の尺八のための「ソネット」
大島渚監督作品の映画「愛のコリーダ」に挿入された三木稔の作品
(3)尺八三重奏「風動」
青木鈴慕・山本邦山・横山勝也氏による「尺八三本会」が尺八界を
一世風靡した杵屋正邦の作品
(4)尺八とコンピュータによる「白い橋の上で」
人間とコンピュータとの対峙による音楽の創造、水野みか子の作品
(5)津軽三味線とのコンチェルト「津軽風土記」
津軽三味線と尺八合奏群による野村峰山の新作初演
(6)独奏尺八と合奏群による「竹の群像」
尺八の全てを知り尽くした人間国宝、山本邦山作品

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